ロボ研の藤田大悟です。

今月のSmartコースでは、光を操ってもらうために、虹色に変化する懐中電灯を作ってもらいました。

前回、光の三原色についてお話し、実際に分光器をつかって、太陽光と蛍光灯のスペクトルの分かれ方の違いについて学びました。

今回は、つくった回路を懐中電灯にするための、ケースをつくりました。自由に作って良いとつたえたら、生徒によってはペットボトルを使ってランタンをつくっていました。アルミテープで反射板をうまく配置して、きらきらひかるライトが完成。キャンプなどで使えそうです
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生徒から「光の三原色は人間の目の細胞が3種類だからといっているけど、色の三原色はなぜCyan Magenta Yellow 3色なの?」という鋭い質問が。
調べてみたら、

Cyan は赤色の光を吸収して緑と青が混ざっている色
Magentaはは緑色の光を吸収して赤と青が混ざっている色
Yellowは青色の光を吸収して赤と緑が混ざっている色

ということで、これらを混ぜあわせることによってすべての色の反射光をつくりだせるので、原理的にはどんな色でも作れるようになるからです。光の三原色と色の三原色は表裏一体ですね。
わかりやすい解説