教室長の藤田大悟です。本日4月のAdvancedコースでは、電磁石の力を使ってスピーカーを作りました。

スピーカーの音がなる原理は「空気の振動」。糸電話や音叉で振動で音が伝わる事を体感してもらいました。
その上で、電磁石を使ってどう「振動」を作るか実際にコイルづくりに挑戦。
絡まらないように、みんな工夫してあっという間にコイルをつくりました。

電磁石は電気のON OFFでコイルが磁石になります。また、流れる電気の強さ(電流の大きさ)に応じて、磁石の強さがかわります。その性質を利用すると、コイルと磁石を近づけることで、コイルが振動します。その振動を音に変換できれば、スピーカーになるのです。

実際に、手作りスピーカーを紙コップを使って作成。
振動をどのように伝えるかがポイントです。いろいろと接着の具合を調整し、
増幅回路を間に組み込んでiPodで音楽をならしてみました!
配線などに苦労しましたが、無事全員成功。

後半は、改造。
より音を大きくするにはどうすれば良いか。
お椀をくっつけたり、金属のトレイをくっつけたり、ゴミ箱をくっつけたり。。。
いろいろ工夫して、けっこう大きな音が聞こえました。
この改造の時間が一番重要ですね。原理がわかるからできる、楽しさです。