ロボ研の藤田大悟です。

7月のAdvanceコースでは、風力発電に引き続き、太陽光発電を学びます。
「光電池」というかたちで小学校では学びますが、実際充電する事はできず、「電池」ではなく「発電機」です。

モーターとは違い、「半導体」という物質の働きで、光を電気にかえる事ができます。
半導体は、金属のような導体やプラスチックのような絶縁体の間の性質をもっており、
ある条件があると電気を流したり流さなかったり変わるものです。
そのため、半導体である「LED」に光を当てると、電気が生まれます。
同じ光を出す豆電球では全く電気が生まれないのと比較すると一目瞭然です。

原理を理解した上で、太陽パネルの性質をしってもらうために
室内、室外移動しながら電圧、電流を測ってもらいました。

太陽パネルでは室内ではモーターは動かないのに、室外になると動きます。
理由は「電流」。電圧はどちらも4V、6Vと十分動くのに必要な値をもっています。
しかし、室内の電流は「マイクロアンペア」レベル。
それに対して、室外では「ミリアンペア」出ます。
1000倍の差があり、モーターはミリアンペアあって初めてうごくため、室外で動き出すのです。

そんなふうに、いろいろな電池、太陽パネル、モーター、LEDなどにはある必要な容量や、
これ以上電気を与えると壊れてしまう値があることも学んでもらいました。