ロボ研の藤田大悟です。

Smartコースの11月は、家庭用電源を、自分たちが普段使う電圧に変換して利用できる「電源装置」を

自作してもらいました。

私達の生活のなかでは100Vをよくつかっていますが、実際の機械は様々な電圧で使用されます。

この、電圧を変えるのがトランスの役割。通常電源コードの間に挟まって、電圧を変換しています。

今回はそのトランスと、ブリッジ回路を用いて交流の電圧を直流にして、自由に変更できるような装置に挑戦です。

そこで使ったのが「三端子レギュレーター」という半導体。見た目はトランジスタと同じなのですが、

外に取り付ける抵抗の値で一定の電圧にすることができるすぐれもの。

はじめは、回路を作って、抵抗を変えることで電圧の変化がおこることをテスターでチェック。

その後、抵抗を可変抵抗に変えて、電源装置に組み立てました。

 

KIMG1655

 

こちらの、回路を、後半ではアルミケースに組み込んで電源装置を完成。

完成した装置の写真を取るのを忘れてしまいました。

自分で使う装置を自分で作る。新しいものを生み出すエンジニアが皆通ってきた道を彼らにも体験してもらいました。