みなさんこんにちは!
ロボティクスラボの百目木です。
今月はクランク機構について学んでいきます。クランク機構とは回転する軸と、それとは芯のずれた軸を結ぶ柄からできる機構です。
自然界の中で比較的作りやすい回転運動を前後運動に変換したり、複雑な動きに変えるためにとても重要なしくみです。
今日は前回作った二足歩行ロボを改造し、クランク機構で動くオリジナルロボを作りました。一人100円程度予算枠を設け、自分が改造したい案を説明してくれたら、必要な部品を渡すという試みも行ってみました。以下で生徒のみなさんの作品を紹介します。
クランク機構とリンク機構を使うことで歩くと連動して腕が上下に動くロボにしました!
on-off-onのトグルスイッチとLED2個をつかって、正転・逆転で進み、必要なときにライトを付けることができるロボにしました。LEDライトのスイッチはアルミホイルを使った手作りです。
LED2個と単3×1電池ボックス、10Ω抵抗を使い、二足歩行をして、必要なときにライトを付けられるロボに改造しました。ロボの性別は女の子との事です!
上の2つのロボは同じものです。1枚目の状態では二足歩行をします。足のパーツを外して、本体を寝かせ2枚目の羽の先端に付けると飛行機の用にスイスイ進むトランスフォームロボに改造することができます。
こちらは、二足歩行をすると、本体上部に取り付けたパーツから「爆弾」が飛び出る「ちらかしロボット」です。なんと背中につけたボックスにはネジが仕込んであり、こちらも同様に二足歩行時に飛び出します!振動をうまく使い、ユーモアあふれる作品を作ってくれました。
工作用紙とLEDを使い、覆面ロボを作成しました。スイッチを入れると怪しく目が光ります。また、足のクランクの一部にネジを仕込みました。足パーツが動く事で新たにつけた腕パーツにネジがあたり、腕がぴょんぴょんと前方に飛び出します。
上下逆さまでも二足歩行ができ、さらに倒すと4足歩行までできるロボットに改造しました。
足を顔に改造し、スイッチを入れると顔が高速で左右に動くイヤイヤロボです。
この他にもクランクのギアをタイヤに見立て、戦車のように動くロボへの改造など様々な作品が見られました。
少しの自由度ですが、みんなオリジナルのロボットに改造でき、とても素晴らしいと思いました。
次回は、アドバンスドコース最後の工作リンク機構です。大阪校では、16年度の入会生を募集しています。
ぜひご参加下さい。
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