株式会社リバネスが実施する小学生のためのロボット研究所「ロボティクスラボ」飯田橋校でも、新年度のスクールが開始しました。

4月は「じしゃくをつかっておもちゃをつくろう」というテーマで、ロボットを動かすのに必要なモーターに使われている磁石の「引き合う力」と「反発する力」について研究を行いました。

引き合う力の研究では、磁石が鉄を引き寄せる力を利用して鉄球を打ち出す「ガウス加速器」を作製しました。一般的な磁石であるフェライト磁石と、世界最強の磁石であるネオジム磁石の磁力を、鉄球が打ち出されるスピードの違いで研究しました。鉄球が高速で打ち出される様子を見て、受講生たちもネオジム磁石の力に驚いた様子でした。その後、打ち出した鉄球がスムーズに進むようにレールの作製を行いました。どのように切り込みを入れればカーブが作れるのか?綺麗に厚紙を曲げるにはどうすればいいのか?試行錯誤しながらものづくりに取り組みました。

反発する力の研究では、磁石の反発と吸着を利用した「パタパタげきじょう」を作製しました。N極とS極が交互になったシート磁石を出し入れすることで、ビーズ磁石を取り付けた折り紙の人形たちがパタパタと踊りだします。受講生たちは、思い通りのストーリーと動きを実現させるために、折り紙の固さや磁石の取り付け位置を調整しながら、磁石について理解を深めました。

5月のロボティクスラボでは電気について研究します。これから1年間、研究を重ねながら物作りの基礎を一緒に身につけて行きましょう!