ロボ研の藤田大悟です。
Smartコースの5月にはゲルマニウムラジオをつくりました。
そこでは、AMラジオを、バリコン(可変コンデンサ)を変えることで聞くことができました。
その、AMやFMはいったいなんなのか。
今月は送信方法について学び、FM送信装置をつくってもらいました。
AMは振幅変調。音をコンデンサマイクで電気信号に変え、
遠くに飛ぶように電波に乗せて音の情報を送ります。
また、ラジオのもう一つの種類であるFMは周波数変調。
音の高低を周波数の高低に変換して、電波として発信しています。
FMにすると、振動等に強いため、カーラジオとして使われています。
原理を理解した上で、FM送信機を作成。
細かい基板への作業でしたが、だいぶ彼らも慣れてきたようで
思った以上にスムーズにハンダ付けをしていました。
完成後、周波数をあわせて(コイルを回して)自分の音が
普通のラジオから聞こえ、「あ!!」という驚きと笑顔になったのが印象的でした。
より電波が届きやすいように、アンテナに棒をとりつけたり工夫して、
プチ放送局をつくって楽しみました。
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