こんにちは、リバネスロボティクス研究所の伊地知です。
今日は、ロボ研那覇校、初の特別教室でした。
元気いっぱいの沖縄の子どもたちと一緒に、ものづくりを楽しみました。
新聞社さんの取材も来ていたので、完成作品とともに記念撮影をしてもらいました。
今日の内容は、ロボット作りに欠かすことのできない、「素材」、「動力」、「電子工作」について学べる特別なカリキュラムの中の、素材・マグネットコース「世界一強い磁石でジェットコースターを作ろう!」でした。
ネオジム磁石で「ガウス加速器」を作って鉄球を動かし、ジェットコースターを作ります。
まずは、挨拶と自己紹介でアイスブレイクです。
講師のいじっちー(伊地知)と、アシスタントの福ちゃん(福田)です。
大通りに面したガラス張りの教室で、かつ信号の前ということで、
たくさんの通行人が興味を持って見てくれます。(なのでとても緊張します。。)
紹介が終わると、さっそく本日学んでいく素材「磁石」について、本物に触りながら体験します。
ホワイトボード用の磁石や分解したモーターを使って、身近なところにある磁石と、
その「引きつける力」と、「反発する力」を実感します。
また、フェライト磁石とネオジム磁石の2種類で、力の違いを体験します。
特に、ネオジム磁石は世界で一番強い磁石で、その強さに子どもたちも驚きと興奮を隠せません。
今日は、ネオジム磁石の「引きつける力」を使っていきます。
レールの上に、鉄球を並べます。そして並んだ鉄球うの端に、世界で一番強い磁石「ネオジム磁石」を置きます。
そして、ネオジム磁石の側へ鉄球をゆっくり転がすと、強い力で引きつけられた鉄球が磁石にぶつかり、
並びの反対側の鉄球が飛び出していきます。この装置を、「ガウス加速器」と言います。
なんどか自分で体験して、確かめながら、この装置の原理や作り方を覚えてもらいます。
原理がわかったら、作る前に設計図を書きます。
「夢見たみらいを自分で創る」人材を育てるロボ研なので、
「作る前にしっかりイメージする」練習として、設計図を書くことを大切にしています。
ではいよいよ、レールを作っていきます。
プラスチックのレールを丸いもの(ガムテープなど)に巻きつけて、
熱を当てて柔らかくし、冷ましてその形を固定していきます。
かなり熱くなるので、必ず軍手をしてもらいます。
レールを曲げられたら、取付台を作ります。
ガウス加速器で飛び出した鉄球が、きれいにレールを回転して進めば成功です。
一回転は簡単ですが、二回転は微調整が難しく、最後まで細かい工夫をしなければいけません。
みんなかなり熱中しています。
全員がきれいに回るジェットコースターを作ることが出来ました。
最後に、今日のポイントを整理して、机の上を片付けて、教室終了です。
たくさんのご参加、ありがとうございました。
保護者アンケートでは、以下の様な感想を頂きました。
・親子ともども楽しませていただきました。本人の笑顔がよく出ていました。)(小学1年生保護者)
・今日はありがとうございました。また12月14日の回に参加します。(小学4年生保護者)
・気が短いところがあるが、今日は集中してできたと思う。良かった。(小学2年生保護者)
さて、次回はいよいよ、ノーベル賞受賞記念企画です。
12/6 青色LEDを使った特別教室「幻のホワイト・ライトを作り出せ」
http://lne.st/2014/10/18/9419/
他にも、現在募集中のプログラムはこちらで一覧できます。
https://www.robo-lab.jp/2014/11/06/newclass2015/
よろしければ、ぜひご参加ください。
ガウス加速器の原理はこちらから↓
ロボ研本講座のだいご先生のよる解説動画です。
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