今日は、9月のテーマ「構造」のチャレンジタイム。前回学んだ「トラス構造」を使って、決められたルールの中でロボットアームを作り、その強度を競うコンテストに挑戦しました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ルールは以下の通り。

【材料】パスタ50本、グルー(ホットボンドの芯)2本

【道具】グルーガン(ホットボンド)、ものさし、マジック

【制限時間】60分

【仕様】①アームの長さは、25cm程度(パスタ1本程度) ②アームの太さは、一辺が5cm以上の立体構造となること ③パスタを重ねるのは3本まで

事前に試作品を作ったり、設計図を書いてきたりした子は滑り出しがすごく早いです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

試作品を2つも作ってきた子は、さらにグルーガンにも色を着けてきています。完成品のかっこよさへのこだわりですね。素晴らしい発想です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

完成したロボットアームはコチラ。それぞれ、なんとか測定できる状態までは作りきりました。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

さあ、果たして誰が最も強いアームを作れたのでしょうか。アームの上から糸をかけ、下に入れ物を吊るして、50gの水の入ったチューブを「重り」としてのせていくことで測定していきます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

測定器(170g)をのせた段階で壊れてしまうものから、見た目は一番に見えるのに細部の接着が少しずつずれてトラス構造になってなくて意外に早く壊れてしまうもの、様々なロボットアームがありました。そして最後に残ったのは、、。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

事前準備をあまりしておらず、設計図も書いていない、最年長(4年生)の子が1,320gまで壊れず、一番となりました。時間内にシンプルな構造を作り上げた成果ですね。勝因は、ひとつひとつの接着点のズレが小さく、トラス構造としてちゃんと力を分散していたことですね。2-4位は同着の620g。このあたりが基本的な強度のラインなのかもしれません。あとは、せっかく試作品や設計図を準備してきたのに、時間内に作りきれず320gと0gで壊れてしまった二名でした。今回の失敗から、時間内に作りきることの大切さを学んでくれたと思います。

さて、次回は「ひもで動く人形を作ろう」です。体験参加も受け付けておりますので、ぜひお申し込みください。

お申し込みは、コチラから。