10月のテーマは、「ひも」です。ひも?と思われるかもしれませんが、実はロボット作りにはひもが重要なのです。まずは、今日作る「ハタあげロボット」を見せつつ、ひもの重要性を伝えます。
子どもたちは「ひもの重要性」がまだピンと来ない様子なので、お手製のロボットハンドを見せて興味を引きつつ、イメージが湧くように説明していきます。
さらに、自分たちの体もひも(筋)によって動いていることについて、自分の手首を握ると指が勝手に曲がってしまうこと、を確認して理解してもらいます。
そして、今回学び「ひもで動かす仕組み」を理解すれば、小学生でもこんなにすごいものが作れるよ〜という紹介として、東京のロボ研(現在スマートコース)の生徒がアップしているロボットハンドを作ったYouTube動画を紹介しました。さらに沖縄高専出身の大学生がつくった、全身をひもやリンク機構で動かすロボット「スケルトニクス」のYouTube動画も紹介しました。どちらの動画もかなりインパクトがあったようで、みんなかならい驚いてました。さすがにこれで、ロボットにおける「ひも」の重要性に気付いてくれたでしょう。
十分に理解してくれたところで、いよいよハタあげロボットづくりです。今日は体験参加の子も1名いましたので、設計図書きや、ホットボンド、スチロールカッターなど一度やったことは勝手にどんどん進めてもらいます。個人差ありますが、指示がなくてもテキストを見て進められる子も出てきました。
工作に時間がかかったので、絵はかけない子が多かったですがなんとか完成させられました。次回はこのハタあげロボットの動きをオリジナルに考え、電動で動くように工夫していきます。次回も頑張りましょう。
さて、じつは今回のロボットハンドは、以下ふたつの動画を参考に組み合わせて作ったものです。おうちにある材料で、わりと本格的なものがつくれますので、ぜひやってみてください。
【材料】ストロー、タコ糸、セロテープ、ダンボール、クリップ、軍手orゴム手袋、ガムテープ(ロボっぽくするためには、ダイソーのシルバー色養生テープがおすすめです。)
【作り方の参考】
指の材料、関節の部分。
【子供の科学】ダイゴの大実験! ロボットハンドをつくってみた
手首と指の装着部分。
完成品がこちらです。
ロボ研では、中身を想像してもらうために軍手にしましたが。中身が見えやすい透明手袋で紹介します。ロボットっぽくするために、シルバーに装飾してますが、中身は硬めのダンボールです。
指がちゃんと一本ずつ動きます。
グワシは、私が苦手なのでやや微妙ですが。作ってみると本当にロボットにおける「ひも」の重要性を実感します。こういう体験教室もいいかもしれませんね。
さて、10月にはいったのでベーシックコースも折り返し地点です。3月の成果発表へ向けて、毎月の内容も濃く、ペースもアップしていきます。頑張っていきましょう。
体験参加も受け付けておりますので、ぜひお申し込みください。
お申し込みは、コチラから。
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