リバネス ロボティクス研究所の藤田大悟です。
今月のスマートコースでは、ロボット作りでとても重要な「DC(直流)モータ」の速さをコントロールする装置をつくりました。
モータを遅くするためには、例えば、ギヤをかませることで実現します。しかし、ギヤは一定の遅さになるだけで、細かく速さを変化させるためには向いていません。
また、可変抵抗をモータに直接につなぐことで、電圧を下げ、モータの速さをかえることもできます。しかし、抵抗でエネルギーを熱にすることでモータにかかる電圧が変わり、モータの速さを変えるため、熱が出てしまう分がロスになってしまいます。
そのため考えられたのが、PWM方式です。Plus Wave Modulationの略で、パルス波の幅をかえることで、ロスなくモータの速さを変えることができるようになります
その原理をした上で、電子工作にはいってもらいました。
抵抗、ダイオード、積層コンデンサのの順番で実装していきました。
なかなか数が多いため、結構時間がかかりましたが、溶かしたハンダの形もきれいに「山型」になることが増えてきました。単純にモータの速さが変わるだけですが、苦労して作ったのでとても楽しくつくれたと思います。
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