那覇校のアドバンスドコース(AD)-01 Challengeの講師を務めた仲栄真です。4月からアドバンスドコース(AD)やスマートコース(SM)の講師を担当します。どうぞよろしくお願いいたします。

ADコースの4月のテーマは「電磁石」。前回は電磁石の「磁力をON/OFFできる」という特徴を活かして電磁石の釣りゲームを作りました。そして今回はより難易度が上がった「ベル」を製作し、電磁石の特徴を利用して振動を作る仕組みを学びました。これまで利用してきたキットに比べて細かな部品も増え、組み立てのための説明図も複雑になっています。図や説明のとおりに部品を組んで、配線を間違えずにつなげられるかが製作のポイントになります。

全体の解説を聞いたらさっそく制作に取り掛かります。今回はキットの説明書を見ながら作りましたが、部品が多く、配線もややこしいため、子どもたちもなかなか苦戦していました。

ときどき講師やアシスタントのサポートを受けながらも、基本的には自分たちで組んでいきます。テキストや説明書に載っている図や説明を読み取り、実際に部品を組んでいくことは意外に難しいものです。部品の向きや配線する箇所を念入りに確認しながら作業は進みます。

ついに完成!と思いきやきれいにベルが鳴るためには調節ネジで微妙な調整が必要になります。辛抱強く、調節ネジを回しながらベルを打つ「つち」とのちょうどよい距離を探ります。ベルがきれいになった瞬間は達成感で大きく鳴るベルの音も楽しく聞こえます。

「お家で鳴らし過ぎないでね^^;」と注意事項を確認して無事に4月のADコースも終了!5月のテーマは「モーター」となります。

 

さて、せっかくなのでADコースの後に開かれたスマート(SM)コースもちょっとだけご紹介しておきましょう。

4月のテーマは「電子工作」。はんだ付けをして回路をコンデンサやダイオードなどの電子部品を基盤に取り付けていきます。かなり細かい作業も入ってくるスマートコースは、この先どんどん難易度が上がっていきます。

今回制作したのはゲルマニウムラジオ。なんとこれでラジオが聴けちゃうのです!その仕組みを学びつつ、教室の最後には自分で制作したラジオをもって外へ。いろんな番組が聴こえたのが楽しかったようで、教室が終わって帰宅する際にも生徒の耳にはイヤホンがセットされていました。

5月からは更に踏み込んだ電子工作を行います。

 

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【ロボット教室日誌】那覇校 ベーシックコース−01 Challenge