・プログラミングはなぜ3年目? ~一番の近道は遠回り~

 

こんにちは!那覇教室の筋原と申します。

今月から活動報告の他にもコラム記事をお送りします!

 

第1回目の今回は、「プログラミングはなぜ3年目からなのか?」。体験にいらして下さった保護者の方々からよく寄せられる質問にお答えしようと思います。

 

本題に入る前に改めてお伝えしますと、”ROBOTICS LAB”とは「プログラミング教室」ではなく、「ロボット研究所」です!小学生がロボット作りのいろはを通じて夢を叶えるプロセスを学べる実践の場こそがROBOTICS LABです🤖。

 

では、ロボット作りのスタートはどこなのか?ずばり、「ボディを作ること」です!プログラムをロボットの魂とするなら、ボディは器!「仏作って魂入れず」という諺がありますが、これも器たる仏像ありきの話です。折角丹念にプログラムを組み上げても、込めるモノが無ければ元も子もありません…😓

こうした背景もあり、ROBOTICS LABでは3年のカリキュラムの末にプログラミングを習います。その各コースのカリキュラムを簡単に紹介致します。

 

・1年目:PMコース(Processing & Material / 加工と材料工学)

ロボット作りは素材から!適した素材選びはロボット作りに欠かせません。本年度では、素材(金属や木材、ゴム、プラスチック等)の特徴と、その組み合わせで出来る動きを学びます。道具の使い方・選び方のいろはも学びます✐!

 

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・2年目:MTコース(Mechatronics / 機構と電子工学)

ロボットが動くには電気などのエネルギーや歯車・モーターなどの機構(仕組み)と動力が必要です。加えてロボットは「電子回路」という神経によって精密かつ複雑に動けるようになります。本年度では、前半に機構(リンクやクランク等)と動力(圧力やモーター等)、後半に電子回路と電子部品について学びます⚙!

・3年目:RTコース(Robotics / 自立制御と課題解決)

ロボットの魂、プログラミングについて学びます!マイコンボードを使ったプログラミング実習(通信やセンサー等)や、3Dのモデリング&プリント等を学びます。また、最後の半年は、オリジナルロボット開発に挑戦します💻!

 

素材を知り、動きや仕組み・電子回路を理解し、プログラミングへと至る。3年間の遠回りこそがロボット研究者への最短の道となるのです!

 

また、2020年度から導入される「プログラミング教育必修化」。課題解決能力の育成を目的とするこの教育、ROBOTICS LABではその道のプロたる研究者と共に実践できます!

 

次回は、最後に取り上げた「プログラミング教育必修化」をテーマに取り上げます!

 

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